コミュ障気味のITエンジニアが続けている英語学習の戦略について紹介するよ
こんにちは、ITエンジニアのしげるです。
私は現在、マレーシアで働いていますが同僚エンジニアとのコミュニケーションは全て英語となりますす。しかし、もともと英語が得意ではなかったので今でも英語の勉強を続けています。
今まで3ヶ月ぐらい続けてみた勉強方法で仕事で英語を使う上でそこそこ効果が得られたと感じた方法を紹介してみます。ITエンジニアという職業やコミュ障気味、人見知りな自分の性格についても考慮して方法を考えました。
英語学習の壁となる人見知り、コミュ障という性格について
まず初めに自分の人見知り、コミュ障気味な性格が残念なことに英語学習という点ではマイナスに働くかも?という部分に触れなければいけません。人見知りとかコミュ障とまで言うかは別として、ITエンジニアの人は内向的な人が多くないでしょうか?私はまんま当てはまります。
これって英語学習でどういう点でダメなのかというと、必要なアウトプットの機会が減る事につながっているじゃないかと考えています。私は営業の人がお客さんと雑談なんかを難なくこなすのを見てるとなんだか羨ましいなーとたまに感じだりします。
英語学習の目標設定
英語学習の目標を以下の様に設定しました。ざっくり言うと英語で仕事を進められるという感じでしょうか。
同僚エンジニアとネットワークやサーバの設計、実際の導入作業、トラブルシュートを英語で議論できる。作業内容や作業の目的を伝えられる、逆に意見を求めたり出来る。
ネイティブ並みに日常会話を喋るとか無理な目標は立てないようにしました。仕事で自分の関連する技術分野について英語で話す方が簡単です。
具体的な英語学習方法
上に書いた目標を達成するために学習する分野を大きく2つに分けました。「同僚エンジニアとコミュニケーションを取るための英語」と「自分の技術分野に関する英語」の2つです。
ローカルのエンジニアの指示、フィードバック、依頼についての英語
ローカルエンジニアへ英語での指示、フィードバック、依頼については以下の本から勉強する事にしました。
amzn.asia
収録されている文章も相手へのフィードバック(良い場合、悪い場合も)、仕事の依頼から、上司として部下とやり取りする場合(勤務評定、部下からの昇給の依頼)とさまざまなケースなケースが含まれており、便利です。
また、前半の部下に依頼するケースについてはテンプレートとして使いやすいので自分は同僚エンジニアになにか頼む場合はよく使っています。
自分の技術分野に関する英語
世界展開しているような製品で有れば必ず英語のマニュアルが作られていることが多いのでこちらからより単語文章を取り入れる事にしました。自分の場合はJuniper、Fortigate、Cisco、Brocade、Windowsサーバ、大きくざっくり言うとネットワーク、サーバー分野に関するマニュアルをよく読んでいます。
自分の仕事関するマニュアルというのは書いてある単語、文章がそのまま同僚とのコミュニケーションに使えます。またマニュアルを調べている時というのは、だいたい、すぐに調べた結果を同僚と共有する必要のある場合が多く、すぐにアウトプットする機会があるのは上達に効果的だと考えています。
この戦略で超えられないモノ
最後にこの戦略をつかっても特定の部分は英語で喋れるようにならないなーと感じた事について書いていきます。自分の場合、設定した英語で同僚エンジニアと議論できるという目標に対してはある程度効果があったのですが自分のバックグラウンドに無いもので英語の文脈に無いものは喋れるようにはならないと考えています。
バックグラウンドにあるけど、英語の文脈に無いものとしては例えば、同僚のマレーシア人エンジニアにドラマ「半沢直樹」の感想を言われたとして、感想を言い合ったり議論したりできるか、と考えると難しいだろうなと感じています。