クラウドとマレーシアでぐだぐだする日記

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GNS3 Version2 Windows版をインストールするときに知っておきたいこと

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こんにちは、ITインフラ系エンジニアのシゲルです。

先日、GNS3のバージョン2.02がリリースされました。ネットワークエンジニアの大切なおもちゃ大変便利なツールとして知られるGNS3ですがバージョンが新しくなるにつれて仮想マシンを作る必要があるようになりインストールが難しくなっているように感じます。

今回、GNS3バージョン2 をインストールしてみたのですが比較的新しいバージョンの情報がWeb上に無く割りとハマりました。実際にハマった点をふまえて実際の手順を紹介したいと思います。

インストールする構成

GNS3version1.5 あたりからGNS3.VMをインストールしなければならなくなったようで、このためGNS3とGNS3.VMのネットワーク構成を頭に入れて置く必要があると感じました。図にするとこんな感じです。 f:id:shige_shigetan:20170603200714j:plain

ホストOSとゲストOS(GNS3VM)対応はこの通りとなっています。 HostOnly adapter: ホストOS側:VMnet1 GNS3VM:eth0 Nat adapter: ホストOS側:VMnet1 GNS3VM:eth1

インストールしたソフトウェアのバージョン

インストールしたソフトウェアのバージョンを書いておきます。 GNS3用のVMVirtualBox向けとVMWare player向けがありますが、VMWare player向けをオススメします。(自分は普段はVirtualBoxを使う事が多いです)VirtualBox向けのVMネットワークアダプターの編集が必要となり難易度が高いです。

  • GNS3をインストールしたホスト:Windows10 64bit (Windows7以降であればOKなはず)
  • GNS3 バージョン2
  • GNS3.VM.2.0.1(VMware.Workstation向け)  GNS3本体のバージョンと揃える必要があります。
  • VMware Workstation 12 Player12.5.6
  • VMware-VIX-1.15  version 1.15以上が必須で、現時点(2017年6月)の最新版はversion 1.15です。

実際のインストール手順

実際のインストール手順を説明していきます。

VMware Workstation 12 Playerのインストー

VMware Workstation PlayerをVMwareのサイト(こちら)からダウンロードします。

exeファイルをクリックして基本的に「次へ」を順に押してインストールしていきます。

VMware VIX 1.15のインストー

VMware VIX 1.15をVMwareのサイト(こちら )からダウンロードします。GNS3との関連で必ずversion 1.15以上をダウンロードしてください。

exeファイルをクリックしてインストールします。

GNS3 version2 のインストー

GNS3をGNS3のサイト(こちら)からダウンロードします。※要登録

exeファイルをクリックしてインストラーを起動します。 f:id:shige_shigetan:20170604093238j:plain

基本的に「次へ」を押して進めていきます。

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自分のWindowsマシンにはWireSharkがインストールされていたので、もう一度インストールするか確認が出ました。 今回は再インストールする様に進めていきます。 f:id:shige_shigetan:20170604093913j:plain

次にWireSharkのダウンロードが始まりますがインターネット接続ができるにも関わらずダウンロードできなかったので「いいえ」を押してキャンセルして進めます。

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続いてSolar Windsの登録を求められますが広告メールを避けたかったため自分の場合はキャンセルしてすすめました。 f:id:shige_shigetan:20170604095509j:plain

「No」を選択して「Next」をクリックします。

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しばらく待つとインストールが進みこの画面が出たら完了です。

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GNS3VM(VMWare player向け)のインストー

GNS3 VMをGNS3のサイト(こちら)からダウンロードします。ダウンロードを進めるとGNS3.VM.VMware.Workstation.2.0.1.zipといった名前のファイルが出来ますのでこちらを解凍すると「GNS3 VM.ova」のというファイルが出来ます。

VMware Workstation 12 Playerを実行してメニューから「仮想マシンを開く」を選び「GNS3 VM.ova」を選択します。

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この時、フォルダのパスは変更せずにそのままにして下さい。仮想マシンのファイルをDドライブに置いていた所、GNS3から仮想マシン(GNS3.VM)が認識できず原因がわからずハマりました。

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GNS3のインストールしたらはじめにやること

おめでとうございます。ソフトウェアのインストールが終わりましたので基本的な設定に進んでいきます。基本的に設定はGNS3を初回起動したときのセットアップ画面から設定していますが、あとからPreferenceから設定を行う事もできます。

GNS3のローカルサーバのIPアドレスの設定

GNS3を起動させるとこちらのセットアップ画面となります、一番上の「Run modern IOS(IOSv or IOU), ASA and appliances from non Cisco manufactures」を選択します。

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次にローカルサーバの設定に進みます、「Host binding」からGNS3で使うIPアドレスを選択しますが、ここに設定するIPアドレスはGNS3VMと通信できる必要があるのでホストOS側のVMnet1に設定されているIPアドレスをプルダウンから選択し「次へ」をクリックします。ネットワークの構成が分からなくなった場合は一度、こちらの図を見直してみましょう。 f:id:shige_shigetan:20170604105141j:plain

VMnet1のIPアドレスの確認方法も貼っておきます。VMnet1のIPアドレスの確認方法はコマンドプロンプトでipconfig コマンドを実行して VMWare Network adapter VMnet1の項目から確認できます。

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次へを押したタイミングで「Could not connect to [設定したIPアドレス] 対象のコンピュータによって拒否されたため、接続できませんでした」とエラーが出る場合がありますが、自分の場合はタスクマネージャから「gns3.exe」、「gns3server.exe」のプロセスを終了させてもう一度実行すると上手くできました。

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ローカルサーバの設定のあとは連携させるGNS3VMの設定に進みます。このページの手順にそっていれば以下のように選択されているはずなのでNext」をクリックします。

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少々、GNS3VMとの通信に時間がかかります。元の画面でServerSummaryのウィンドウでGNS3VMのステータスがグリーンになっていれば成功です。 ここでも「Could not connect to [設定したIPアドレス] 対象のコンピュータによって拒否されたため、接続できませんでした」とエラーが出る場合がありまタスクマネージャから「gns3.exe」、「gns3server.exe」のプロセスを終了させてもう一度実行するとOKでした。

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Cisco IOSの設定

続いてCisco IOS templateの設定を行います。 Local Serverで動作させる方法とGNS3VMで動作させる方法がありますがGNS3VMを選択した方が安定的に動いたと感じましたので全てGNS3VMを選択しています。

メニューから「Edit」->「Preferences」を選択し「Dynamips」「IOS router template」を選択します。

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「New」を選択し「Run this IOS router on the GNS3 VM」を選んで「Next」をクリックします。

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ローカルにあるIOSのファイルを選択するとIOSを解凍するかと聞かれますので「OK」を押します。 f:id:shige_shigetan:20170604120653j:plain

次にテンプレートにNetwork adaptersとWICmodulesを設定するかどうか聞かれますが、ココらへんはお好みでOKです。あとから変更する事もできます。

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続いてdle-PCの設定に進みます。GNS3を動かすときにCPU使用を抑えるための設定になります。「Idle-PC finder」をクリックしてしばらくするとIdle-PCが計算されるので「OK」、「finish」を押して完了です。

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お疲れ様でした!これで完了です。テンプレートの設定が完了しましたのでGNS3でRouterを配置出来るようになります。あとは自由にトポロジーを作ってネットワークの勉強を進めていきましょう。